電磁波の恐怖を知っていますか?
電磁波の防止法を考えます
電磁波とは、電気が流れるときに発生する「電場」と「磁場」がお互いに絡み合いながら、波を描いて進む電気の流れのことをいいます。電気のある所には必ず電磁波が発生しているのです。中でも「超低周波」 という聞きなれない言葉を耳にしたことはありませんか?欧米では、数年前から問題視され、国レベルで公害対策を打ち出し、条例に掲げている国もあるほどです。電磁波公害は、他の公害のように視聴覚で確認することが困難なため、防護対策が非常に遅れている公害なのです。パソコンやテレビ・携帯電話・家電製品などから出ている電磁波は、マイクロ波から超低周波まで幅広い電磁波が出ており、現在問題になっているのは、この超低周波磁場による「非熱効果」です。しかもこの超低周波磁場は、ガラス・金属・コンクリートなどあらゆる物質を透過し、人体も突き抜けてしまうため、従来の防護エプロンや光学フィルターでは防ぐことはできません。
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超低周波磁場は、人間が持っている生体磁気と反応し、影響を及ぼします。細胞レベルでは、人間のプロテイン(蛋白質)に含まれるカルシウム・イオン(電荷)が撹乱されたり、飛び出したりして、不調が生じます。また、脳波のリズムが乱れ、不安感が増し、落ち込みがひどくなります。そして、遺伝子を損傷、細胞に小核が生じてガンが発生しやすくなります。現代においては、携帯電話の電磁波の影響がかなり大きいです。電磁波の影響は、距離の2乗に反比例して減少します。発生源であるアンテナから距離が遠くなるほど急激に減少する性質があるわけです。耳にぴったり付けて使用するのではなく、少し離しただけでもかなり影響は少なくなります。イヤホンを付けて、携帯電話をポケットやカバンの中に入れて話すのもよいでしょう。
電磁波を防止するためには、電磁波を発生するものに近づかない、身体にもつけないのが一番ですが、現代社会に生きる私たちには不可能でしょう。また、従来の電磁波防護グッズ、例えばOAエプロンなどでは、一部の電磁波の電場をカットすることはできても、身体に悪影響を及ぼすといわれる超低周波磁場に関しては、ほとんどの物体と人体をも突き抜けてしますため、防ぎきれません。また、日本のコンセントにはアースが付いていません。結果として電磁波が発生しているという状況になっています。アースを正しく取ることで、家庭の電磁波は防げます。あとは、電気暖房器具の使用は控える、テレビは2メートル以上離れて観るなどでしょうか。
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